2018年11月27日火曜日

ピアノ上達のために

最近、自分の中ではPDCAの見直しを進めています。仕事術でPDCAはとてもいいものです。今、「G+PDCA勉強術(石川和男著)」という本を読んでいます。面白くて、どんどん読めてしまいます。その中で、フィードバックの仕方がくわしく語られています。今まで、自分はPDCAノートを書いていましたが、正直言ってCとAがよくわからずに、なんとなく自己流でやっていました。それが、この本を読んだことでよくわかりました。CとAをやるときに大切なのは、「いつ、どこで、だれが、だれに、何を、なぜ、どのように、いくらで、どのくらいの期間、その他に」といった視点が必要です。これを著者は「6W4H」と表現しています。これが大事だと思いました。
自分の場合、まずは計画をします。そして、実行したことを書きます。それを、この視点に沿って、うまくいったところとうまくいかなかったところを検証します。そして、次にどうするかを考えるわけです。これをピアノ上達に当てはめると、まず練習の計画をし、実際に練習をする。その結果、どうなったかを検証し、次に何をやるべきかを考えるわけですね。ちなみに、きのうの行動は「基礎練習、ショパンのノクターン、月光第3楽章」をそれぞれ通し練習をしました。その結果、比較的細かいパッセージもうまく弾けました。それは、ピアノ調律で鍵盤のタッチを軽くしてもらったこと、体の脱力が思ったよりうまくできていたこと、に起因すると考えています。体の脱力が大事なので、次も意識して取り組んでいこうと思っています。あとは、取り出し練習をする時間がきのうはなかったので、それをやってみてどうなるかを考えていきたいと思います。

2018年11月24日土曜日

部活動問題

私は金管バンド部の顧問をしています。音楽が大好きなので、今の状況に満足しています。昨日、吹奏楽関連のセミナーがあり、参加してきました。もちろん、自主的に参加しました。だって、好きですから。その一方で、文化庁が部活動の規制に乗り出そうとしています。私のように、部活がやりたい人にとっては由々しき事態です。きのうのセミナーでも、そのことが話題になりました。おそらく、あの場にいた人のほとんどは、こんなふうに部活の時間が一方的に削られる規制はけしからん、と思っていたことでしょう。
しかし私は、少し違う考えも持っています。というのは、私自身、今のように自分がやりたい部活の指導がやれるようになったのは、今の職場に来てからです。それ以前は、やりたくない種目、しかも運動部の顧問をやらされていました。当然、うまく指導もできず、子どものとの関係も悪く、毎日が苦痛でしかありませんでした。そういう状況で部活指導をしている先生にとっては、この規制は希望が持てるものかもしれませんが、本当にそうなるでしょうか。そういう先生でも短時間であっても部活は続けなければいけません。裏を返せば、平日2時間まで、休日3時間はやって良いということですから。しかもその中で、結果を出さなければいけません。子どもたちや親をはじめとした周囲から結果を求める姿勢はおそらく変わらないでしょう。短い時間で結果を出すという意味で、プレッシャーはむしろ強くなるでしょう。時間を規制することは、今までとは違う意味でブラック化を招くと考えられます。やりたくない、苦手な種目をやらされている先生にとっては、ますますつらい状況になるのではないかと私は思います。大切なのは、やりたい先生や子どもたちが思いっきり活動でき、やりたくない先生(種目)や子どもたちはやらなくてすむ仕組みだと思います。子どもたちは、一部の全員部活を制度化している学校以外はやらない選択ができます。私の学校でもできます。でも、先生にはやらない選択ができません。特に中学校は、その種目の顧問をやりたい先生がいなくても、子どもたちがやりたがったら、だれかがそれを無理矢理やらされるわけです(ちなみに私は中学校勤務の経験もあります)。やりたくもないことに本来やらなければいけない仕事をやる時間をとられ、プライベートの時間もとられ、そしてお金は微々たる額しかもらえずほぼボランティア。そこに一番の問題があると私は思います。要は、時間の規制をしても、あまり意味がないということです。文化庁やスポーツ庁が出す規制は、やりたい人やりたくない人、どちらにとっても都合が悪い規制であると考えられます。第一歩と言えば第一歩なのかもしれませんが、よりよいものができてくるといいと思います。

2018年11月21日水曜日

片づける

みなさんのデスクはどうなっていますか? すっきりと片付いていますか? 昔の私は、お世辞にも片付いているとは言えませんでした。書類が山になっていましたが、どこに何があるかはだいたい把握していました。ですから、これでいいと思っていました。片づけられない人の言い訳として、「片づけるとどこに行ったかわからなくなる」というものがあります。実際、以前の私も「この山のどこかにある」という把握をしていました。でも、これでは効率が悪いです。あるビジネス書によると、平均的なビジネスマンはものを探すのに150時間も当てているそうです。きっと、片づけられていないともっとかかるのでしょう。これはとてももったいないことです。
今の私のデスクは、すっきりと片づいています。散らかってくると、片づけるようにしています。その際、いるものといらないものに分けるのは当たり前で、いるものもタグ(タックシール)をつけて片づけます。プリント類はクリアファイルに入れて、そのクリアファイルにタックシールをつけます。そうすると、引き出しを開けた瞬間に、どこになにがあるかわかります。この、「開けた瞬間にわかる」ことが大事で、見た目はすっきりしていてもどこにあるかわからないでは意味がありません。「探す」という無駄を省くこと、探すことによって集中力が途切れることを防ぐこと、この2つができると猛烈に仕事が進みます。

2018年11月20日火曜日

捨てる勇気

昨日、職場の同僚と討論?しました。ある1つの取り組みについて、もうやめてもいいんじゃないかという意見と続けるべきという意見です。職場の大半は、トップも含めてやめて良いという意見です。しかし、中に「今まで続いてきたんだから続けるべき」という意見を強く言う人もいます。私は「今まで続いてきたから続けるべき」という考えは、ある意味危険だし、生産性がないと思っています。「続いてきた=価値がある」とは限らないからです。「続いてきた=(昔は)価値があった。→今は?」と問い直すことが必須だと思っています。もちろん、始まった当時は価値があったのでしょう。あったから始まったはずです。でも、それが今現在はどうなのか? 現在も価値があるなら続ければ良いし、そうでないなら思い切って捨てることも必要です。捨ててみて、やっぱり必要なら戻せば良いだけです。時々、「やめたらそれっきりで復活できない」という人がいますが、それは違います。復活させる価値がないだけで、本当に価値あるものを捨ててしまったのなら必ず復活できるはずです。なぜなら、捨てたことでそのものの本当の価値がわかったはずだからです。多くの職場では、続いてきたからやっていることがたくさんあるんじゃないでしょうか。多くのビジネス書に、「やめる」ことの重要性が書かれています。業務改善の基本は、捨てることという人もいます。「捨てる勇気」をもちたいものです。

2018年11月19日月曜日

運動で頭がすっきり

私は運動は苦手です。子どものころは、いかにして動かずにすむかを考えて行動していたように思います。何かの拍子に授業が体育になると周りの子は喜んでいましたが、一人で暗い気持ちになっていました。運動部活が声を出しながらランニングしていると、その声を聞いて気持ちが悪くなるくらい嫌いでした。「でした」と過去形で書いたのは、今、私はほぼ毎朝、運動をしています。エアロバイクで10分程度、その後、筋トレを少し、天気の良い日はゴミ出しを兼ねて散歩、これを日課にしています。それは、脳の働きをよくするには運動が良い、ということを知ったからです。実際、運動を続けてくると、体力もついて疲れにくくなりました。職場でも「疲れた」という感覚になることは、ほとんどなくなりました。周りの人は、朝から運動したら体がもたない、と言いますが、私の経験ではそれは最初のうちだけ。だんだん、やらないと頭が回らないような感覚になってきます。もちろん、運動の強度が大事です。別に運動の選手になるわけではありませんから、自分に合った強度の運動が大事だと思います。子どもの頃から運動をしてこなかった自分には、今はあまり強い運動はかえって逆効果。どんな運動が良いのかは人それぞれです。自分に合う運動をして、頭をすっきりさせれば、仕事効率も上がります。そうすれば、早く終わって毎日が楽になります。

2018年11月18日日曜日

朝活

最近、「朝活」がはやりですね。私も朝、1時間程度自分の時間を作っています。その中でやっているのは、動画コンテンツで勉強することや読書、こうやってブログを書くこと、軽い運動などです。朝早いのが苦手、という人はけっこう多いようです。朝から活動なんてできない、という人もいます。その一方で、早く職場に来て、ばりばり働いている人もいます。私は朝活でも、仕事はよっぽどためてしまったときしかしません。自己成長に結びつく活動か、その日のコンディションを整えるための活動を中心にします。そうすると、その日の仕事がばりばりできます。また、自己成長に結びつく活動は、そのまま仕事に生かせることも多くあります。いわゆる「緊急ではないけれど重要な仕事」の分類に入ると思います。こういう積み重ねが大事だと思っています。

2018年11月16日金曜日

学級通信の効果

学級担任なら、学級通信を出す先生は多いと思います。でも、4月は張り切って出したのに、だんだん忙しくなって出せなくなって、気がついたら前だしたのはいつだっけ? みたいになっているのは、よくあることです。これだったら、最初から出さない方が良いかもしれません。だって、継続できないお手本を見せているようなものですから。一度出したなら、定期的に出し続けることが大事だと思います。
私の場合、ほぼ毎日出しています。私の学級通信は、私の願いや思いを中心に構成しています。私が学んだことをかみ砕いて紹介したり、前日にあったことから学びを取り出したりしています。基本的には子ども向けに書いていますが、小学生は親にも見せます。ですから、親にも私の考えが伝わります。学級通信をうまく利用して、子どもに声をかけてくれる親もたくさんいます。学級通信を通して、親と連携して教育にあたることができます。時には「愛読者」になってくれる人もいます。そして、毎日読むことで少しずつ子どもたちに浸透していきます。1年たつと、ずいぶん成長します。私の中では、学級通信は必須のアイテムです。ちなみに、私は学級通信をほぼ10分程度で書き上げます。ネタは歩きながら決めていますし、授業中に思いつくこともあって、その場合はすぐにメモします。また、型も決まっています。型を決めておけば、そんなにたいへんではありません。続かない人は、書くのにとても時間をかけていると思います。たまにはいいかもしれませんが、続けるためには型を決めて、それに沿って一気に書き上げるのが良いと思います。

2018年11月15日木曜日

短時間でピアノを上達させる方法1

今、勤務する学校では音楽会に向けて動いています。私はピアノが弾けるので、毎年、伴奏を引き受けています。ちなみに、専門は音楽ではないです(^^;) ピアノは長年やっていますし、このブログも当初はピアノ生活に特化したものでした。アクセスを解析したら、けっこう見ていただいていたことがわかったので、タイトルもちょっと変えてピアノ生活も載せていきたいと思います。
短時間で上達させる方法ですが、当たり前のことですけどできないところを重点的に練習することです。趣味でやっている人は、意外とこれをやってないんじゃないかと思います。通して弾いた方が楽しいですから。でも、通し練習ばかりだと、できないところは永遠にできないまま。あるいは、できるようになるのにとても時間がかかります。できてないところを取り出して、そこを重点的に練習すると、体がその場所の弾き方を覚えます。そうなるまで練習します。1日で無理なら、何日かやります。最初から弾けるところは、普通は簡単に弾けるので、それプラスできないところができるようになって、結果として早く仕上がります。楽しさがより増していきます!

パソコンの前では作業、考え事は歩きながら

最近の私のやり方です。基本的にパソコンの前では、考え事はしません。もちろん、やるべき仕事について何も考えないという意味ではありません。例えば、ワークシートを作るなら、具体的な文章や枠みたいなものは考えます。でも、どんな内容のワークシートがあったら良いか、そもそもワークシートが必要かどうか、というようなことはパソコンに向かう前に考えます。研究授業のネタもそうです。よくパソコンの前でうなっている先生を見かけますが、私の場合はパソコンに向かう前にネタを考えておきます。じゃあ、いつ考えるのか? 私は歩きながら考えます。ビジネス書に会議室を歩き回る、みたいなことを書いてある場合もありますが、私の場合は職員室から教室、教室から特別教室、という移動の時間に考えます。幸か不幸か、私の勤める学校は職員室から教室がけっこうな距離があります。今年は比較的短い方ですが、遠い教室だと2~3分程度かかります。往復すると5分は確実にかかる状況です。これを逆手にとって、アイデア出しの時間にします。そうすれば、パソコンに向かったときにはすでに大枠は決まっていますから、あとは形にしていくだけです。
以前読んだビジネス書にも、動いているときは脳が活性化してアイデアが出やすいということが書いてありました。実際にやってみると、それは正しいと思います。出てきたアイデアは、すぐに立ち止まってメモします。当然、メモ帳は常に携帯しています。メモ帳については、また別の投稿で紹介したいと思います。

2018年11月14日水曜日

多くの人に理解されにくい仕事

私は学校の先生の仕事は、多くの人に理解されにくい仕事だと思っています。なぜなら、日本人なら必ず「先生」と関わってきているからです。小学校を卒業し、中学校を卒業し、さらに多くの人は高校へと進学していきます。それぞれの学校で「先生」と関わっているからです。しかし、そこで理解している「先生」の姿は、「子ども目線から見た先生の姿」でしかありません。そのことまで思慮が及ばない人が多いと思うのです。先生の仕事は、子ども目線からは見えないものも多いです。
私は以前、社会人のサークルに入っていました。私が学校の先生であることは、みんな知っていました。夏休みに入ったある日、「いいねえ、学校の先生は休みで!」と言われました。「いやいや、授業がないだけで休みじゃありませんよ」と答えると、「えっ! そうなの? 授業がないのに何するの?」と聞かれました。夏休みは研修、部活指導、膨大な事務処理、論文の執筆、学校によっては遊具のペンキ塗りなんてこともあります。この中で理解されるのは、部活指導ぐらいです。
1日6時間の授業をして勤務時間を超えるまで部活指導をする先生が、いつ通知票を書くのか? 1日6時間の授業をして勤務時間を超えるまで部活指導をしている先生が、いつ授業のワークシートを作っているのか? いつお便りを作っているのか? 行事の計画をいつしているのか? ほとんどは勤務時間外なのです。日本の学校システムは、教師の時間外ボランティアによって支えられている、と言っても過言ではないと思います。

という働き方が、ほとんどの先生がしている働き方だと思います。少し前まで、私もそうでした。先述の「勤務時間外」の仕事を、勤務時間内で終わらせるのが今の私の目標であり、かなりの部分が実践できています。ちなみに、本日も定時で終わって帰ってきました。もちろん、持ち帰り仕事はありません。そんな方法を、これからも投稿していきます。

スキマ時間を大切にする


教師の仕事は、まとまった時間をとることがむずかしい仕事だと思います。日中は授業があります。学校によっては空き時間がある場合もありますが、それが毎日ある学校は中学校以上で、小学校の場合だとほとんどないのが現状だと思います。そんなとき、スキマ時間の活用が大事です。60分のまとまった時間を出すことは無理でも、3分のスキマ時間なら何度も作ることができます。自分の場合、朝の始業前の時間、子どもの休憩時間、給食の直後、子どもが帰ってから部活が始まるまでの間、などになります。始業前なら3分どころか、10分ぐらい作ることも可能です。では、3分で何ができるか?
・通知表の所見2人分
・ノート点検4~5人(内容によってはもっと多くなる)
・印を押すだけの事務処理
・机上の整とん
などができると思います。今後も、できることを増やしていきたいと思います。

2018年11月13日火曜日

ブログのタイトルを変えました

ブログのタイトルを変えました。ずっと更新してなかったので、たぶん大きな影響はないと思います。今、働き方改革がいろいろなところで叫ばれています。私の職業である「教師」にも、その波は来ています。でも、それをうまく受け止められない先生はたくさんいます。「自分には関係ない」「仕事は減らないのに、時間だけ減らせって言われても無理」、そういうあきらめムードに近い雰囲気があります。そんな中、自分は一足先に、「自分自身で」働き方改革を始めました。いつだったか、サラリーマンの働き方改革が先行してメディアでも大きく取り上げられていた時期がありました。まさに、教師は関係ないと言わんばかりです。私の周りの先生たちも同じように感じていたでしょう。そんなのおかしい! と感じた私は、普通は教師は読まないような時間術の本、ビジネス書を読みあさり、実践してきました。その結果、月に約30時間ほど残業を減らすことができました。残業と言っても、教員の場合は手当が付くわけではありません。「サービス残業」と言って良いと思います。理想は、これを0にすること。今まで自分が実践してきたこと、これからの実践の一端をブログを通して発信していきたいと思います。もちろん、個人情報に関わる勤務先の情報は載せません。あくまで、私自身のことです。そこのところは、ご容赦ください。